ある会社で起きた、こんな場面
長年使ってきたNASの空き容量が少なくなり、業者から新しいNASへの交換を勧められた。一方、社員からは『もうクラウドでいいのでは』という意見も出る。どちらが安いかだけでは決められない。ファイル容量、社外アクセス、権限、バックアップ、回線、業務ソフトとの関係を見て、自社に合う保存場所を判断する必要があった。
※実在する特定企業の事例ではなく、よくあるご相談をもとに構成した想定シーンです。
OVERVIEW
この相談について
NASからクラウドへの移行は、流行や「クラウドの方が新しい」という理由だけで決めるものではありません。大容量ファイルの速度、社外共有、バックアップ、アクセス権、月額費用、インターネット障害時の業務影響を比較する必要があります。K氏は「NASを残す」「クラウドへ移す」「一部だけ移す」の3案を実際の仕事の流れで比較します。
SITUATION
こんな状態になっていませんか
- NASが古く故障が心配
- 社外からファイルへアクセスしたい
- OneDriveやGoogle DriveとNASが二重管理になっている
- クラウド料金がどの程度になるか分からない
- 大容量データが多くクラウド移行後の速度が不安
WHY
なぜこの状態が起きるのか
NASとクラウドは機能が重なるため、目的を整理しないまま追加すると保存場所が増えるだけです。ファイル種別や利用者、共有方法を把握せず製品比較から始めると失敗しやすくなります。
放置する前に確認
この状態を放置すると
この状態を放置すると、「NASが古く故障が心配」、「社外からファイルへアクセスしたい」といった状態が固定化し、必要性や費用の妥当性を判断できないまま契約が進み、不要投資や移行時の手戻りにつながります。
CHECK
K氏が最初に確認すること
- NASの容量・年数・利用者・保存データ
- OneDrive・SharePoint・Google Drive等との役割比較
- 速度・費用・バックアップ・権限の比較表作成
- 移行対象と残すデータの切り分け
- 段階移行と旧NAS停止までの計画作成
K氏ならどう判断するか
K氏はNASの年数だけでは移行を決めません。CAD・動画など大容量ファイルが中心なのか、Office文書中心なのか、社外共有が必要か、インターネット停止時も作業を続けたいかで判断します。小規模企業ではハイブリッド構成が最も合理的な場合もあります。
SUPPORT
K氏が支援する内容
- NASの容量・年数・利用者・保存データの棚卸し
- OneDrive・SharePoint・Google Drive等との役割比較
- 速度・費用・バックアップ・権限の比較表作成
- 移行対象と残すデータの切り分け
- 段階移行と旧NAS停止までの計画作成
PROCESS
対応の流れ
- 状況・影響範囲の確認
- NASの容量・年数・利用者・保存データの棚卸し
- OneDrive・SharePoint・Google Drive等との役割比較
- 速度・費用・バックアップ・権限の比較表作成
- 結果の記録と次回運用の決定
DELIVERABLES
想定する成果物
- 提案・見積評価表
- 比較・判断メモ
- 発注・実施時の要件一覧
BEFORE CONTACT
ご相談前に準備いただくもの
NASのメーカー・型番、使用容量、主なファイル種類、利用人数、現在使っているMicrosoft 365やGoogle Workspaceの契約情報があれば確認します。
SELF CHECK
自社で確認から始めてもよいケース
Office文書中心で少人数、すでにMicrosoft 365やGoogle Workspaceを契約している場合は、小さな共有フォルダからクラウドへ移して試す方法があります。
ASK K-SHI
K氏へ相談した方がよいケース
数TB以上、大容量設計データ、複雑な権限、業務システム連携がある場合は、一括移行せず速度と復旧方法を確認してから設計する必要があります。
SCOPE
月額内/別料金の境界
見積・提案・契約条件のレビュー、比較、要件整理、発注判断の支援は月額範囲です。実際の制作、工事、システム開発、大規模移行は個別見積です。
月額契約は24時間365日の無制限作業サービスではありません。大規模な構築・移行・大量作業は、内容を確認したうえで個別にご案内します。
FAQ
この相談でよくある質問
NASはもう古いので全部クラウドへ移すべきですか?
一概には言えません。大容量データや高速なローカルアクセスが必要ならNASを残す方が合理的な場合があります。
Microsoft 365を契約していればOneDriveへ全部入れられますか?
容量だけでなく共有構造、権限、同期方法、ファイル種別を確認する必要があります。
NASとクラウドを併用してもよいですか?
可能です。ただし同じデータを無秩序に二重管理しないよう、役割と正本を決めます。